序章-妙桜-

ここは桜並木。美しい桜並木。道は水に覆われ、水面が桜を映し出す。 桜は昼間の桜のようで夜桜のようでもある。桜並木に終わりは見えず、 歩く人全てを時間を忘れるほど魅了する。
ここには、まるでこの世のものとは思えないほど美しい異様な空間が広がっている。
この美しい桜並木を一人の女性が歩いている……いた?。 彼女はどこに……?さっきまでそこにいた⬛⬛は……いったいどこへ?

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